< 写真とは関係のない雑記 >
今日、トマトケチャップを買おうと思ったら
商品は20種類ほどあったのですが
チリ、アメリカ、中国産のトマトの
製品しかなかったのですよ。
そのいずれにもなにか食指が湧かず、
結局ムッティというイタリアの
瓶のトマトソースを買いました。
保存食、瓶で出してるところは
なんとなく信頼できるような気がして
選んだのですが
そのあと、ちょっと興味が湧いて
調べてみたら
イタリア国内に
外国産のトマトは流通しないのですが
イタリア産のトマト缶は
大体が中国から輸入されたものを加工して
イタリア産として海外に輸出しているそうです。
ムッティは国産のトマトのみを使用すると
宣言し、
トマトの種類と個性に合わせて
専属農家さんと契約し
コンテストも催している
お客さんに美味しい、安全なものを
提供したいという
食とトマトへの、愛情と気骨のあるメーカーでした。
良かった〜( ; ; )
ニーズはいろいろあれど、出来れば
信頼の積み重ねがあり
情熱によって作られるものにお金使いたい。
分かりやすく情報提供してくる
メーカーの存在はありがたい。
最近乳製品の原材料に「外国産または国産」と
書かれてるものが多くなってきて
地球上のどこかで作られているのは
わざわざ書かれなくても知ってるし
知りたい情報はそれじゃ無い
このような
倫理観の退化ともとれる不便には
今日までの信頼を裏切られたような、
自分の健康を軽んじられたような
悲しさと苛立ちを覚える。
(ここのメーカーは大丈夫と思ってたのになあ)
そしてやっぱり自国のものが
一番安心できる気がするので
特に日本の農家さんが
作ったものが
なぜ世界中の人が欲しがるような
この国で作られたものを
この国で買えないのかな〜
日本に住んでるのに
悲しい
今のこの変な感じが
変わりますようにと
星に願った日でした。