Cats living on the South Island.

旅先で出会った南の島の猫と、mono、ものつくりの記録です。

暑い夜に涼しいオススメの寝具

※写真は亜麻の里様から

※記事はアフィリエイトではなく推し活です。

 

蒸し暑くなってきましたね。

 

背中が熱くて眠れないという事ってありませんか?

 

シーツを麻100%にものに変えてから

これに悩むことはなくなりました。

 

麻は接触冷感の効果もあり、乾きやすく、

農薬も使われていないのでストレスも感じません。

 

近年、麻糸の生産の拠点は9割が中国へ

日本では作られていないようです。

それに伴い品質はばらつきが出ています。

 

服飾業界の方から聞いた話では

糸にいろんなものが混ざっていて

これが麻糸と言えるのか?

 

というものがあったり、

 

麻布を用いた日本の伝統工芸品が

染まらなかったり千切れたりで

今までの過程で作成できない、ということも

あるそうです。

 

 

かつてリネンのローイスロイスと言われた

バートマンズもライセンスと名前を

残すのみと

 

本当に良いものが分からないと、

ステータスやブランドに

無駄なお金を払うことになりそうです。

 

麻は植物の繊維から作られるため糸は均一ではなく

ネップと言われるダマみたいのが出来ます。

これは不良品ではなく麻の生地の味であり、魅力です。

 

また、ワインのようにその年により

出来るものが違います。

 

麻はチクチクすると聞かれることもあるのですが

麻の糸の太さや粗さが用途によってあり

番号が大きいほど繊維は細かく滑らかに

 

シワになりやすく、乾きやすく、汚れにくい

使い初めはシャリっとしていますが

使い込むとフェルトのような柔らかさになり

そのどちらの触感も心地よいものです。

 

最近のものであればフランスの糸を使ったもの

国内で最高品質といえば帝国繊維で、

safilin、テレデラン 記憶違いでなければ

かつてはバートマンズのライセンスの銘を冠する

品質が確かなものが作られていました。

 

www.teisen.co.jp

 

かつての純日本製の生地が見つかれば

それを購入するのがオススメです。

 

(最近のものはお店に聞いてもよくわからない)

 

最近はcreemaなどで

工場、工房、生地屋さん、問屋さんが

生地を出品されているのですが

その中で、泣けるくらい

お買い得なものも見かけます。

 

生産国も年代により

品質がばらついているように思うので

売ってる人が分かってるものが

オススメです。

※売ってる人を信頼できることも

 

それでもリネンの歴史が長い国のものには

信頼できる職人魂を品質に感じます。

 

麻のシーツとかパジャマは、出来合いのものは

高価になってしまいますので

長めに生地を買ってみて

お試しするのもオススメです。

 

綿とは、全く違った個性を持った生地であり

麻も麻でとても個性的な良さがあり

洗濯も少し注意する必要があり、

少々マニアックというか

玄人向きかもしれません。

 

残念ながら日本ではあまり知られていないのですが

今や世界中のデザイナーやハイエンドブランドが

血眼になって探しているのは日本製の麻糸

 

滋賀や遠州(静岡)などが生地の産地として

ヨーロッパのハイエンドブランドの世界で有名であります。

 

復活の動きもあるので、

心から応援したいです。

 

amakousya.co.jp

 

個人の感想と意見ですが、もし

興味が湧いたら試してみてください。