Cats living on the South Island.

旅先で出会った南の島の猫と、mono、ものつくりの記録です。

帆布トートバッグの商品企画にあたり

 

<写真/ 沖縄 綿の花?>

 

ものを作成するにあたり

 

というか人として生きるにあたり

目指したい理想があります。


言葉にしたら

これが1番近いんじゃないか

 

「An it harm none, do what ye will」

「何ものも傷つけず、汝の欲することを為せ」

 

キリスト教以前のヨーロッパの古代宗教のひとつ

Wiccaの「魔女の信条」と呼ばれるものです。

 

Wiccaのについて詳しくは知りませんが

多神教であり、森羅万象にリスペクトをという考えが

日本の神道と似てるように思いました。

 

ハーブなどを使ったヨーロッパの民間療法の

ルーツはそこにあるようです。

 

製造の過程に、またはサービスを利用するときに、

価格にはさまざまなものが反映されるのですが

 

値段の安さの中に、人権や環境への問題があると

指摘されているものがあります。

 

楽しいはずの買い物に罪悪感や、

加害者としての十字架を抱き合わせた

 

そんなアンハッピーセットは、

売りたくないし、買いたくない。

 

なんだか、それを気にすることが極端な事や

自分が気にしてもどうしようも無いような事と思えず

 

どんな考えで動いている会社にお金を落とすか

消費者が当事者として審判を受ける時が迫ってきてるように思うのです。

 

例えば軍事産業に融資してる銀行に

たくさんの人が口座を作れば平和は遠のく

 

風が吹けば桶屋が儲かる です。

 

これに対して個人が出来ることとは

 

いち顧客として軍事産業ではなく

平和に融資して欲しいと要望を伝えることも出来る

 

実際、大手のメガバンクがお客さんの要望に応じて

軍事産業から融資先を変更したことがありました。

 

品質と値段だけ見てたら

分からないことがあって

 

時に命より重く扱われる

大事なお金だから慎重に使いたい

 

マッチョじゃない弱い自分でも

平和で楽しく生きられる

毎日の実現のために

自分の理想を行動で示すということを

 

ささやかでも大事にして

やっていきたいと思っています。

 

先の人たちの尽力の賜物で

衣食足り、礼節を知る

風の吹き始める場所にみんな立っていて

桶屋どうするかなと

 

簡単じゃないなと思うこと

たくさんあるのですが

 

そういう理想を踏まえて

素材や製造工程にこだわって作る というテーマで

取り組んでまいりました。

 

 

「人生は生きるところです。頑張ろう。」

( by 世界のshining喜矢武sun)

 

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